Calm or fact. Choose either.
第1部
まえがき
『こいつらを封じ込めるものが必要だ』
そう思った時、壁だと思っていたものが途方もない棺であることに気がついた。
私の発達障害考察はそれがただの輪郭であることを教えてくれた。
第1章 発達障害という学問
人とは何か。それは言葉である。あらゆる学問が示す解答はその事実を示している。
人は神と同じで、言葉の中にしか存在できない。
- 発達障害の正体は依存症① — 衝動性と麻痺、遺伝について
- 発達障害の正体は依存症② — 改善方法と生活様式について
- 発達障害の正体は依存症③ — 症状の考え方について
- 発達障害の正体は依存症④ — カリギュラ効果と意識の波について
- 「普通の人になる」ということ
第2章 現代の社会でもできる治療と予防と対策
私とは何か。それは渚である。
海と社会の境目で引いては寄せる波形の連鎖を、私たちは「自分」と認識している。
第3章 言壁の棺
脳とは何か。それは海である。
私の社会性を破壊する津波もそこからやってくる。
ゆえに海は私ではない。津波は私ではない。
- 人格意識のとらえ方① — 海辺モデル(基礎編)
- 人格意識のとらえ方② — 海辺モデル(静寂)
- 人格意識のとらえ方③ — 海辺モデル(津波)
- 人格意識のとらえ方④ — 海辺モデル(浸水)
- 依存症の人格化
第4章 発達障害の水際対策
脳は他人である。
それは人ではない。そいつらは私に成りすますことがある。
他人には言葉の壁が、架け橋に見えている。
- 発達障害の水際対策① — 改善法を選択肢として
- 発達障害の水際対策② — 改善の基準を決める
- 発達障害の水際対策③ — あるべき生活様式を知り、維持する
- 発達障害の水際対策④ — 「ライフハック」「傾聴」は症状の悪化要因
- 考察し、「普通」を見抜く
あとがき
お断り
・当ブログの考察内容は全て医療資格を有していない当事者の体験に基づく考察です。ご了承の上でお読みください。尚、本作「言壁の棺」は発達障害考察本シリーズに収録した考察を元にしておりますが、本作から読んでいただいても通読・内容の理解に支障はありません。
・当ブログの考察内容は全て医療資格を有していない当事者の体験に基づく考察です。ご了承の上でお読みください。尚、本作「言壁の棺」は発達障害考察本シリーズに収録した考察を元にしておりますが、本作から読んでいただいても通読・内容の理解に支障はありません。