人格意識のとらえ方③ — 海辺モデル(津波)

海辺モデル(津波)

 海辺モデルの「津波」とは、自分と社会性が「脳」の影響を受けている状態のことであり、感情的だったり衝動的だったりする状態である。

 

津波状態の例

  • 「このスイッチを押してはいけない」と言われた際、「押してはいけない」という社会的理解とは別に発生する「押したい」という意識は津波である。
  • 煙草が吸いたい、酒が飲みたい、ギャンブルがやりたいなどの意識は津波である。
  • 嬉しい、怒った、悲しい、面白いなど、それらの意識は津波である。

 感情や衝動性といった用語であらわされるものは「津波」とあつかって良い。

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 津波が発生することにより、自分と社会性が一時的に麻痺してしまうことで、静寂状態ならばまずしないであろう言動をしたり、不利益な判断や選択をリスクの検討無しにしてしまう。禁煙、禁酒、禁賭中など、我慢やストレスに伴って発生した津波の場合、その規模はより大きくなる。

 その海は時間経過と共にやがて引いていくが、威力が大きすぎる場合は社会性を破壊し、その後の自分や社会形成に持続的な影響を及ぼすと考える。現実の「津波」と同じである。

 また、津波による衝動性と麻痺は発生時だけではなく「引き波」の時も発生していることは念頭にしたい。禁断症状のような性質を想像してほしい。津波が引く=鎮静状態に近づくではなく、そのピークが過ぎてから引いている間にも、感情が荒れたり混乱するターンが持続することを想定しなければならない。

 特に精神疾患や発達障害者は、この津波が起こりやすいと考える。



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