先日、拙著『発達障害考察本:31歳までグレーゾーンだった私がやってきた改善法』がAmazonレビュー100個を突破しました。100は出版時の目標個数だったので、ちょっと嬉しかったです。
本書をご購入してくださった方、感想やレビューを言葉に残してくださった方、本当にありがとうございます。
古本屋をしていた頃、本の出品作業をする中で数えきれない程の本の情報を見てきました。その中で嫌でも目にはいったのがAmazonでつけられるレビュー数でした。商材としての本の価値や、回転率を考える時の判断材料の1つになるからです。
レビュー数が3桁〜5桁とついている本はよく売れる回転力の高い本です。でも古本市場に出回る点数も多く、すぐに値崩れしてしまうことが多いです。供給量が需要を極端に上回ってしまうせいで、値下げ合戦が起きるからです。
数ヶ月に一度くらいしか売れない本はそれだけレビュー数も少ないです。でも確実な需要がある希少本もあり、そういう本はいつもまでいい値段を維持します。手放す人が少ないので、市場への供給点数が需要を上回りにくいからです。レビューも熱い内容が多いです。
古本屋を廃業させて、しばらくして自分が出版する側になる時がやってきました。古本屋時代の経験則から、(自分の本はどれくらいレビューがつくかな?)と考えました。
本書の元記事となる記事を掲載した『発達障害考察ブログ HYOGOKURUMI.Scribble』は、開設するにあたり「100万PV」という目標をたてました。
達成できたのは開設から3年と5ヶ月後でした。
もともと評価をいただいている記事の書籍化ですから、流石に全くのゼロとは思いませんでした。それでも、商業出版の広告力もないただの個人出版ですから、その時は(売れる頻度は一週間に1冊くらいで、レビューは月1個程度、一年間で10個くらいつけばいい方だろうな〜)と予想したのを覚えています。
ですから、最終目標として立てた目標個数が「100個」だったのです。達成は10年後かな?と。
それから3年と8ヶ月後経った今、めでたくレビューを100超えることができました。
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厳密には……12月に90個を超えたのですが、それから唐突に30個ほど増えまして。それまで月1〜2個がいいとこだったこともあり、不自然な増え方だったのでAmazonに問い合わせたところ、評価機能の改善と更新に伴い、それまで反映されていなかった分が増えたということがわかりました。つまり、ずっと前に達成していたということですね。
ちなみに、今後数ヶ月のうちにまた反映されていなかった分が増える機会があるとのことです。
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そんなわけで、今回の記事は寝耳に水の状態でして、気持ちが整わないまま書いているところもあります。まぁ、ドタバタしている方が自分らしいかなとも思います。
次の目標設定は特にありませんが、今日までにいただいた評価からも、本書でお伝えしている改善法が他では得られない知識であることがわかります。
この自分の考察を守っていくことを第一に、これからも出版を継続していきたと思います。