問題1
以下の選択肢の中から、小説の文章を選んでください。
※この選択肢だけで判断してください。前後の文章はありません。
-
1.
ポツポツと雨がふってきました。
「傘をさそう」
太郎は赤い傘をひらきました。 -
2.
太郎、空を見上げる。雨粒が落ちてくる。
「傘をさそう」
赤い傘を開き、外へ出る。 -
3.
窓の外に雨粒が落ちるのを見て、太郎は少し憂うつになった。
「傘をさして行こう」
赤い傘を手に取り、ため息をつきながら外へ出た。
回答後、ここ↓に解説が表示されます
選択肢1 (まぁまぁです):
ポツポツと雨がふってきました。
「傘をさそう」
太郎は赤い傘をひらきました。
「傘をさそう」
太郎は赤い傘をひらきました。
この文章は絵本風です。状態(雨がふってきた・傘をひらいた)とセリフだけで構成され、内面描写はなく、視覚的イメージを追いやすい作りになっています。読み聞かせを前提としており、声に出すとリズムよく理解できるのが特徴です。
選択肢2 (間違いです):
太郎、空を見上げる。雨粒が落ちてくる。
「傘をさそう」
赤い傘を開き、外へ出る。
「傘をさそう」
赤い傘を開き、外へ出る。
この文章は脚本風です。動作(空を見上げる・傘を開く)とセリフだけで構成され、心理描写がありません。カメラに映せる行動を並べた表現で、演劇や映画の脚本の構成をしています。なお、実際の脚本の場合はセリフの前に名前がつきます。
選択肢3 (正解です):
窓の外に雨粒が落ちるのを見て、太郎は少し憂うつになった。
「傘をさして行こう」
赤い傘を手に取り、ため息をつきながら外へ出た。
「傘をさして行こう」
赤い傘を手に取り、ため息をつきながら外へ出た。
この文章は小説的です。「少し憂うつになった」「ため息をつきながら」のように心理や感情が描かれ、行動だけでなく主人公の心情も伝わります。読者は太郎の気持ちを追体験でき、物語の深みを感じられます。
総合解説:
小説の文章では、登場人物の心理や感情が描かれているかどうかがポイントです。絵本風や脚本風は動作やセリフ中心で心理描写が少なく、小説的には心理描写を通して読者が感情を追体験できる文章が模範です。