これは寝る時に足首のあたりがムズムズして、気になって眠れなくなる症状です。ネット検索でも『ムズムズ脚症候群』で調べるとたくさん出てきます。
発症時期は正確には覚えてないのですが、工場で働き始めてから少し経った頃だったと思います。工場という労働環境はそれまで未経験でしたから、ストレスが溜まりやすかったのかなぁと思います。
毎日ではありませんが、週に何度かこのムズムズ感に襲われることがあり、これも睡眠時間を削ってくる厄介な症状でした。
発症から数ヶ月後、起きている時(つまり立ってる時)はムズムズしないことに気が付いて、あることを試しました。布団に入ってから足の爪先を天井に向けて、地面に立っているつもりになってみたのです。脳に「今は立っている時だよ」と思い込ませるイメージです。
写真を用意したので参考にしてください。
だらんとした状態(左)から、爪先を天井に向けてピンと立てた状態(右)になっていますよね。寝ながら脚だけ立ってる形にしたのです。
これは大変良い効果がありました。ムズムズが気にならなくなった上、足の爪先を天井に向け続けるのはちょっと疲れるので、その疲労も睡魔の増加に一役買ってくれたのです。
そしてこの方法を毎晩やったところ、数日後にはムズムズ感がしなくなりました。
今でも数ヶ月に一度くらいの頻度でムズムズ感が発生するので、その時はこの方法で鎮めています。たぶんこれも感情の波のように、引きと寄せを交互に繰り返す類の症状だと思います。
この症状が強まると、足を切り落としたくなるほど根が深い悩みとなるらしいので、症状が軽い内に解決しましょう。この方法が役に立てば幸いです。