発達障害考察本レビュー:ピックアップ紹介

 当コーナーでは、私の考察に言及してくださった方のサイトから、ピックアップしてご紹介させていただきます。

「精神科医的ひとりごと(仮)」精神科医のあずさ先生

 

 こちらは『精神科医的ひとりごと(仮)』のあずさ先生の書かれた記事です。精神科医の方で、あずさ先生自身もASD当事者です。

 拙著『発達障害考察本: 31歳までグレーゾーンだった私がやってきた改善法』のレビューを書いてくださいました。

 あずさ先生は以前にも、旧考察ブログのあぶり出し型脳の記事に興味をもってくださり、アスペルガーの精神病理に関する記事を書いてくださったこともあります。

 あずさ先生はASD当事者という立場のみならず、精神科医の専門的知見・経験からの意見も発信されています。たいへん貴重な発信ですので、当事者の方もそうではない方も要チェックです。


あずさ先生のTwitterとAmazon著者ページ

「1日全日記」KENNさん

 

 ピックアップ2つ目は『1日全日記』のKENNさんのnoteです。

 

 こちらは『発達障害考察本: 31歳までグレーゾーンだった私がやってきた改善法』の中でお話しした「1日の全てを記す日記」を実際になされた記録です。書かれた期間はおよそ一ヶ月間で、思ったこと、考えたこと、やったことなどなど、本当に1日の全てが記されています。

 28日目以降はメモ書き程度の内容となっており、これは本書の中でお伝えした「最初の二週間は一日の全てを記す日記で、その後の二週間は一日の全てを記すが、なるべく文字数を減らす日記」というプランに沿ったものと思います。

 記事には1日の内容の他、本書の感想とKENNさん自身の過去のエピソード、全日記に取り組む日々の中で生じた心境の変化や気づきも克明に記されており、とても読み応えがありました。

 本書のご購入を検討されている方もそうでない方もぜひお読みください。


KENNさんのnote

「発達障害克服してみたシリーズ」RyuKayさん

 

 ピックアップ3つ目は『発達障害克服してみたシリーズ』のRyuKayさんのnoteです。

 冒頭の自己紹介部分を要約しますと、RyuKayさんは発達障害の診断を受けていないグレーゾーンですが、学生の頃から病識があり、一度は精神科を頼ったそうです。しかしそこでの診察に疑問があり、症状を自力で克服する道を選んだそうです。

 本シリーズでは、その考察人生の始まりから改善までの全記録が詳細に綴られています。

 私の考察は下記、第二章と第三章の中で紹介がありました。

 RyuKayさんは10年の考察の末に「瞑想」の効果に着目し、その取り組みによって大きな改善効果を得たそうです。

 私は瞑想とは縁のない人生でしたが、RyuKayさんの考察noteを読んでとても驚きました。私とは異なる人生を歩みながらも、極めて相似した結論に辿り着いていたのです。拙著の『発達障害考察本2:心理校閲』をお読みになられた方はご存知かと思いますが、私は発達障害の正体を「言葉の依存症」であるとし、「言葉を遠ざける」ことが発達障害を改善する上での必須条件だと結論づけました。瞑想にも「言葉を遠ざける」という点では、同等の状態にする所作があるわけです。

 瞑想に関する記述は4章以降からですので、ご関心のある方は必ずそこまでお読みください。


RyuKayさんのnote

「発達の森」キャリアコンサルタントのポンさん

 

 ピックアップ4は、「発達の森」ポンさんのYOUTUBE動画です。

 キャリアコンサルタントのポンさんはYOUTUBEにて、発達障害とHSPにスポットを当てた解説動画チャンネルを運営されています。

 ポンさんは以前、私が旧ブログに掲載した「あぶり出し型脳」考察の解説動画をつくってくださったご縁があり、今回私から申し出をして「発達障害考察本」の紹介をしていただきました。

 当事者考察を基にした改善法の話となると警戒されやすいのですが、ポンさんの専門性と当事者目線からの優しい説明により、安心して読める本であることが多くの人に伝わったと思います。

 動画の内容は全部ポンさんにお任せで、私も公開してから他の視聴者さんと同じ立場で視聴したのですが、ほんっとうにポンさんにつくってもらえて良かったと思いました。

 以前のあぶり出し型脳の解説動画、というのはこちらです。

 ポンさんの動画は、数ある発達障害解説チャンネルの中でも丁寧でわかりやすいので、当事者とその関係者の方々はもちろん、企業の方にもおすすめです。

 ぜひご視聴&チャンネル登録をポチってくださいね。


ポンさんの活動ページ(YOUTUBE/Twitter)

stakiran研究所の吉良野すたさん

 ピックアップ5は、吉良野すたさんの考察記事です。

 

 吉良野すたさんはASDの診断を受けている方で、『Scrapbox』というアウトプットの共有に特化したアウトライナーサービスを利用して、『stakiran研究所』というサイトを運営されています。

 こちらのサイトには日常のことから趣味やお仕事の他、発達障害の考察に関する記事もあり、その無数にある記事の中に私の本の考察記事がありました。

 Scrapboxで書かれた記事は、一般的なブログのように段落で区切られた文章ではなく箇条書きで書かれています。似ているところでいうと『Dynalist』というサービスがあるのですが、あっちはノート型でこっちはサイト型、といったところでしょうか。(Scrapboxを知ったのはこれがきっかけだったので、ちゃんとした紹介ができず申し訳ないm(_ _)m)

 その箇条書きスタイルで拙著のご感想(といいますか考察記事)を書いてくださっている方は、私の知る限り吉良野さんが初めてでして、記事を見つけた時は結構驚きました。こういうパターンもあるか〜!とw

 私も箇条書き式にまとめていくスタイルが好きなので、こういうのはよだれが出ちゃいます(笑)

 記事の内容は第1章のケアレスミス、第2章のコミュ障、第3章の習得困難、それぞれの改善法や症状の考察について、吉良野さんの思考が細かく箇条書きでまとめられています。恐らく読後に書かれたのではなく、読みつつアプトプットしつつ……という感じで書いた記事ではないかと予想します。

 本書の感想について、「他の人が読んだ時にどう思ったかが知りた〜い!」という人はぜひ吉良野さんの考察記事を読んでみてください。おすすめです!


吉良野すたさんの活動ページ(YOUTUBE/Twitter)

 

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